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常任指揮者就任後初の演奏会で指揮をするカンブルランの写真 4月26日の第492回定期演奏会は、高円宮妃殿下(読響名誉顧問)のご臨席を賜り、また多数のお客様にご来場いただき、おかげさまをもちまして成功を収めることができました。新しい常任指揮者を迎えた読響の、新たな表現の可能性を見出していただけたことと思います。

 新たなパートナーとの最初の演奏会を終えたマエストロは、「とてもよい演奏ができた。オーケストラのレベルも高い」とご機嫌。マエストロの盟友としても知られるジェラール・モルティエ氏(前パリ・オペラ座総裁)もお祝いにかけつけ、「ベートーヴェンの作品はとても表現が難しいのに、読響は素晴らしい演奏をしていた。マーラーとシェーンベルクでは柔軟性があり、第一級のオーケストラだと感じた」と称賛の言葉を述べました。

 5月1日、3日の《常任指揮者就任披露演奏会》は、カンブルランの音楽性がさらに発揮されるプログラムです。マエストロが愛してやまない古典派音楽の最高峰、モーツァルトの交響曲第41番〈ジュピター〉を、マエストロ最も得意とする20世紀音楽の傑作二題(バルトーク/二つの映像、ストラヴィンスキー/春の祭典)で挟むという、充実のプログラム。ヨーロッパ音楽界の第一線で活躍するマエストロのつくる音楽と音色を体感しに、ぜひ会場へお越しください!

 今年のゴールデンウィークは、カンブルランを聴こう!

シルヴァン・カンブルラン 第9代常任指揮者就任披露演奏会

2010年5月 1日〈土〉 サントリーホール

指揮:シルヴァン・カンブルラン

バルトーク/二つの映像op.10
モーツァルト/交響曲第41番〈ジュピター〉
ストラヴィンスキー/バレエ音楽〈春の祭典〉

非破壊検査Presents 読響名曲シリーズ(大阪)

2010年5月 3日〈月・祝〉 ザ・シンフォニーホール(大阪)

《シルヴァン・カンブルラン 第9代常任指揮者就任披露演奏会》
指揮:シルヴァン・カンブルラン

バルトーク/二つの映像op.10
モーツァルト/交響曲第41番〈ジュピター〉
ストラヴィンスキー/バレエ音楽〈春の祭典〉