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 名誉指揮者 クルト・ザンデルリンク.jpg読売日本交響楽団・名誉指揮者のクルト・ザンデルリンク氏が9月18日、ベルリンで死去されました。98歳でした。
 
76年12月、読売日本交響楽団の指揮台に初めて立ち、ベートーヴェンの交響曲第9番、ブラームスの交響曲第4番ほかで絶賛を博し、その後も78、80、90年に当団と共演しました。79年に読響・名誉指揮者に就任。
 
最後の共演は、1990年2月7日、ハイドンの交響曲第82番「熊」とブラームスの交響曲第1番を指揮したプログラムでした。 
再客演を熱望されたマエストロ・ザンデルリンクですが、残念ながら、2002年5月に惜しまれつつ指揮活動から引退していました。
 
心からのご冥福をお祈りいたします。