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読響の常任指揮者で、現在シュトゥットガルト歌劇場の音楽総監督を務めるシルヴァン・カンブルランに、ドイツ連邦共和国大統領のヨアヒム・ガウク氏から、ドイツ連邦共和国功労勲章の功労十字小綬章が贈られました。
 
シュトゥットガルト歌劇場のHPより:http://www.oper-stuttgart.de/home/auszeichnungen-/
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バーデンバーデン&フライブルクSWR(南西ドイツ放送)交響楽団の首席指揮者を長年務め、若い人への教育分野での数多くの創造的な取り組みなどが受章理由とされています。
 
Sylvain Cambreling022.jpg勲章伝達式は、11月30日にシュトゥットガルトで行われ、バーデン・ヴュルテンベルク州文化担当官のユルゲン・ヴァルター氏より、同勲章が授与されました。
 
また、シュトゥットガルト歌劇場の総裁で演出家のヨッシ・ヴィーラー氏も「カンブルラン氏を心から祝福します。彼は現代のひとりの偉大な指揮者としてだけでなく、音楽を通して人々の心を動かすことを心得ており、オペラやコンサートのレパートリーにおいて難しいとされる作品をも、感覚的で知的なアプローチで聴衆に伝えることができるのです」と祝辞を贈りました。
 
なお、カンブルラン氏は来週来日し、19日から26日まで(全6回)、ベートーヴェンの「第九」を指揮します。どうぞ、ご期待ください。