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金子平(A010021).jpg2月1日付で金子平(かねこ たいら)が首席クラリネット奏者として、入団いたしました。
 
昨年7月から契約団員として出演、6か月間のテスト期間を終えました。
入団にあたって、「半年間のテスト期間中は、指揮者を始めオーケストラのメンバーなど一流の音楽家の方々と演奏できて、最高の喜びを感じる時間でした。まわりの音楽を聞いて、発見したり、感動したりしながら演奏しています。このような歴史ある、大都市のオーケストラで演奏することに使命感や責任を感じています。読響は大変雰囲気の良いオーケストラで、それが音にも表れていると思います。お客様にはそのチームワークが生む素晴らしい音色を聴いていただきたく思います」と抱負を述べています。

 【プロフィール】1984年、埼玉県生まれ。東京芸術大学を経て、2005年から独リューベック国立音楽大学で学び、10年卒業。クラリネットを半田裕一、山本正治、村井祐児、ザビーネ・マイヤーの各氏に師事。06年日本音楽コンクール第1位、併せてE.ナカミチ賞、岩谷賞(聴衆賞)、08年ヴィースバーデン・モーツァルト・コンクール第1位、同年ミュンヘン国際音楽コンクール第3位、09年ルイ・シュポア・メダルなど受賞多数。09年から12年までリューベック歌劇場管弦楽団(リューベック・フィル)でクラリネット奏者を務めた。バイエルン放送交響楽団、ミュンヘン室内管弦楽団、東京フィルなどと共演、木曽音楽祭に参加するなど、ソリストや室内楽奏者としても活躍している。