News

 DSCN1750.jpg明日24日(火)の神奈川県立音楽堂公演では、尺八の藤原道山氏が登場し、一柳慧と千住明の曲を披露します。藤原氏は、人間国宝・山本邦山氏の薫陶を受け、邦楽界だけでなく、映画音楽やクラシックやジャズなど幅広いジャンルで活躍する人気尺八奏者。今回が読響と初共演になります。
 
DSCN1751.jpg藤原氏は、事前に作曲家・一柳氏のもとを訪れ、レッスンを受けるなど、並々ならぬ意気込みでこの演奏会に臨みます。一柳作品では、作曲家と相談により、今回は5本の長さの異なる尺八を使用し、作品の繊細で多彩な表現を吹き分けます。
 
リハーサルでは、息のスピードや音色を変えながら、オーケストラと会話をするように、独特の音色を響かせていました。リハーサル終えて藤原氏は、「最初は少し緊張しましたが、下野さんと楽員の皆様に支えていただき、よいリハーサルができました。2つの作品は、緊張感ある一柳作品と、温かな千住作品で、とても性格の異なる曲なので、その対比を楽しんでいただけると思います。どちらの作品も生で聴く機会も少ないと思いますので、是非多くの人に聴いていただきたい」と意気込みを語ってくださいました。
 
当日券(約150枚)は、開演1時間の18時から販売します。学生席(2000円)も、18時から販売します。皆様のご来場、お待ちしております。
 

読響特別演奏会《音楽堂で聴くブラームス》

2013年9月24日〈火〉 神奈川県立音楽堂

 
下野竜也指揮 "尺八の貴公子"藤原道山が競演!
 
神奈川県立音楽堂にて、特別演奏会を開催します。首席客演指揮者・下野竜也の指揮で、ブラームスの交響曲第1番などを披露します。神奈川県立音楽堂は、読響が創立して間もない1962年に特別演奏会や70年代に「ニューイヤー・コンサート」を開催するなど、読響にとってゆかりのある会場です。今回、32年ぶりにこの会場で演奏します。客席数が約1,000席という贅沢な空間で、読響のパワフルな演奏を、どうぞお楽しみください。また、ソリストには読響と初共演となる人気の尺八奏者の藤原道山が登場します。
 
指揮=下野竜也(首席客演指揮者)
独奏=藤原道山(尺八) 
 
【曲目】
ベートーヴェン:劇音楽「シュテファン王」序曲
一柳 慧:音に還る~尺八とオーケストラのための
千住 明:「
黄金の海」(尺八&オーケストラ)
ブラームス:交響曲第1番 
 
【プレイガイド】読響チケットセンター 0570-00-4390、チケットかながわ 045-662-8866、チケットぴあ0570-02-9999
 *学生席(24歳以下/30席限定)2,000円、車椅子席はチケットかながわで取扱い。
 
【主催】読売新聞社、日本テレビ放送網、読売テレビ、読売日本交響楽団
【共催】神奈川県立音楽堂(公益財団法人神奈川芸術文化財団)
*読響会員の方は、1割引きでお買い求めいただけます。
*読響会員の振替制度はご利用いただけません。