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DSCN2520.JPG欧州で華々しく活躍する新鋭コルネリウス・マイスターが、明日9月3日(水)に読響へ初登場し、R.シュトラウス「アルプス交響曲」などを披露します。
 
1980年生まれのマイスターは、現在、ウィーン放送響の首席指揮者を務めている期待の若手指揮者。オペラでも、ウィーン国立歌劇場、ドレスデン国立歌劇場、ベルリン・ドイツ・オペラなど一流歌劇場で、ワーグナーやR.シュトラウス作品で高い評価を得ており、来年にはミラノ・スカラ座へデビューが予定されています。
 
リハーサルでは、大編成の「アルプス交響曲」で、細部にわたり音色やバランスを整えながら、大きなドラマを少しずつ繰り返し作っていきます。読響とのR.シュトラウスで、彼の実力が遺憾なく発揮されることでしょう。どうぞ、ご期待ください。
 
また、前半のベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番では、世界で活躍する人気ピアニストのアリス=紗良・オットが7年振りに読響と共演します。瑞々しく、華麗なテクニックに、ご注目ください。
 
なお、今回のオーケストラ配置は、舞台左から、第1ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、第2ヴァイオリンの順に並び、コントラバスは左手(ヴィオラの後方)に並ぶ、変則的な対向配置で行います。コンサートマスターには、ケルン放送(WDR)響コンサートマスターの荻原尚子をゲストに迎え、お送りします。
 
チケットは、残りが約50枚(2日11時現在)と大変少なくなっています。明日3日の12時まで、読響チケットセンター 0570-00-4390 にてご予約いただけます。また、残券があった場合、開演1時間前から当日券を販売します。学生整理券も、開演1時間前から配布します(販売は、開演15分前に残券がある場合のみとなります)。

第10回読響メトロポリタン・シリーズ

2014年9月 3日〈水〉 東京芸術劇場

指揮=コルネリウス・マイスター
ピアノ=アリス=紗良・オット

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番  ハ長調作品15
R.シュトラウス:アルプス交響曲 作品64