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DSCN3153.JPG明日8月27日(木)の《第11回読響カレッジ》では、鈴木秀美指揮でベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」を披露します。
 
鈴木秀美は、チェリストとして国際的に活躍するほか、近年は指揮者としての活動も盛んに行っており、特に古典派音楽で高い評価を得ています。今回、読響と初共演を果たします。
 
“古典派のスペシャリスト”として知られるマエストロは、読響でも新たな試みに取り組んでいます。ヴァイオリンは左右両翼で、ヴィオラが左、チェロが右、コントラバスは管楽器の後ろの後方に一列に並びます。
 
リハーサルでは、豊富な知識と経験をもとに自らのベートーヴェンの音楽観を楽員に語り、細部にわたるまで徹底的に練り上げています。音色を揃え、音量のバランスを整え、アーティキュレーションをくっきりと浮き上がらせています。管楽器には、音量の変化や歌わせ方などさまざまな要求をし、ホルンには、一部ナチュラルホルンで用いられるストップ奏法を取り入れるなどの試みも行っています。
 
DSCN3167.JPG鈴木秀美マエストロのタクトから生まれる、生き生きとした新鮮な「英雄」に、どうぞご期待ください。また、開演前の19時30分から指揮者の解説もあります。マエストロ自身が作品への思い語る貴重な機会ですので、こちらも併せてお楽しみください。
 
チケットは好評発売中です。当日券は、開演1時間前の19時から発売します。学生券(2,000円)の整理券も19時から配布します。皆様のご来場、お待ちしております。
 
読売新聞のインタビュー記事も、どうぞご覧ください。http://www.yomiuri.co.jp/culture/classic/clnews/03/20150819-OYT8T50006.html

 

第11回読響カレッジ

2015年8月27日〈木〉 文京シビックホール

指揮=鈴木 秀美

ベートーヴェン:交響曲 第3番 変ホ長調 作品55「英雄」