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8月16日(日)と17日(月)の《三大交響曲》の指揮台に立つのは、欧米で活躍する新鋭ケン=デイヴィッド・マズア氏。先週7月31日にもタングルウッド音楽祭でボストン交響楽団を指揮し、成功を収めました。マズア氏から、《三大交響曲》公演へのメッセージが届きました。
 
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k.d.masur.jpg今回は、数ある交響曲の中でも3つの最高傑作を1つの演奏会でお聴きいただく貴重な機会になります。シューベルト、ベートーヴェン、ドヴォルザークという3人の作曲家の異なる個性が表れ、お客様には作曲家のさまざまな感情を体験できる理想的な機会になるでしょう。
 
私はどんなに有名な曲でも、毎回新たな探究心を持って作品に取り掛かります。そして楽譜の中から新しいものを発見し、作曲家という顔の奥にある「人間」を良く知ることになります。
 
今回は、読響という素晴らしいオーケストラと初めて共演できることに大きな喜びを感じ、興奮しています。なぜなら、私の父(註1)が読響を何度も指揮したため、私も少年時代から聴いてきたからです。
 
演奏会において、お客様は最も重要です。お客様の存在によって、音楽を通したコミュニティの場が生まれ、音楽が心の栄養として活かされると思っています。 皆様と会場でお会いできることを、心から楽しみにしています。
 
(註1):ケン=デイヴィッド・マズア氏の父は、読響・名誉指揮者のクルト・マズア氏。クルト・マズア氏は、1970年代後半から2000年まで読響と数多く共演し、息子のケン=デイヴィッド・マズア氏を連れて度々来日していました。
 
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16日公演のチケットは、完売しました。17日公演のチケットは、絶賛発売中です。お申し込みは、読響チケットセンター 0570-00-4390(10時~18時)まで。皆様のご来場、お待ちしております。

読響サマーフェスティバル2015《三大交響曲》

2015年8月17日〈月〉 東京芸術劇場

指揮=ケン=デイヴィッド・マズア

シューベルト:交響曲 第7番 ロ短調 D759 「未完成」
ベートーヴェン:交響曲 第5番 ハ短調 作品67 「運命」
ドヴォルザーク:交響曲 第9番 ホ短調 作品95 「新世界から」