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DSCN3214.JPG明日13日(火)には、首席客演指揮者の下野竜也がジョン・アダムズの大作「ハルモニーレーレ」などを指揮します。
 
「ハルモニーレーレ」は、4管編成に2台のハープ、幾つもの鍵盤楽器など多くの打楽器が並ぶ大編成の作品で、日本で演奏されるのは約30年ぶりです。リハーサルを終えた下野は、アダムズ作品について「もう、これは事件です(笑)。シンプルな素材を用いて色が変わっていく様子は、脅威です。お客様にも、ひとつの素材から世界がどんどん広がっていくのを、ぜひライブで体感していただきたいです。ジャンルを超えた力がある作品なので、クラシック音楽を普段聴かない人など、より多くの人に聴いていただければ嬉しく思います」と語りました。
 
演奏会の前半には、ベートーヴェンの序曲「コリオラン」とヒンデミットの「白鳥を焼く男」を演奏します。ヒンデミット作品では、独奏を務める読響ソロ・ヴィオラ奏者の鈴木康浩の温かく深い音色。
 
当日券は、18時から販売します。学生券(2,000円)の整理券も18時から配布します。皆様のご来場、お待ちしております。

第552回定期演奏会

2015年10月13日〈火〉 サントリーホール

指揮=下野 竜也
ヴィオラ=鈴木 康浩(読響ソロ・ヴィオラ)

ベートーヴェン:序曲「コリオラン」 作品62
ヒンデミット:「白鳥を焼く男」(ヴィオラと管弦楽)
ジョン・アダムズ:ハルモニーレーレ(和声学)