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明日12日(金)と14日(日)は、常任指揮者シルヴァン・カンブルランがマーラーの交響曲第7番「夜の歌」などを披露します。
 
DSCN3289.JPGカンブルランと読響は、これまでマーラーの交響曲は、「大地の歌」(2010年7月)、第6番「悲劇的」(2013年3月)、第4番(2014年4月)と演奏しております。
 
音楽専門誌では、「ゆるぎない構成力に裏付けられた彼の楽曲把握は、作品の全体像を見事に描出する結果を生んでいた」(『音楽の友』誌2013年5月号/評:柴田龍一氏)、「カンブルランが作品像に新たな見方を付与した」(『モーストリー・クラシック』誌2013年6月号/評:澤谷夏樹氏)、「しっかりとした枠組みをもちながもうねりやテンポの絶妙さが印象に残る」(『音楽現代』誌2014年6月号/評:生田美子氏)など、非常に高い評価を得ています。
 
今回演奏する第7番は、マーラー特有の“明と暗”や“生と死”の響きがめまぐるしく交錯し、多様な解釈を許す作品です。カンブルランは独自の鋭いセンスでこの作品を読み込み、大編成の響きに隠された数々の「仕掛け」を浮かび上がらせることでしょう。どうぞ、ご期待ください。
 
なお、前半には同じ“夜”を題名とするモーツァルト「アイネ・クライネ・ハナトムジーク」を演奏します。この超有名曲もカンブルランの手にかかれば、新たな発見や驚きにあふれたものになるはずです。お楽しみに。
 
チケットは好評発売中。当日券は、両日とも開演1時前から発売します。学生席(2,000円)の整理券も開演1時間前から配布します。皆様のご来場、お待ちしております。

第555回定期演奏会

2016年2月12日〈金〉 サントリーホール

指揮=シルヴァン・カンブルラン

モーツァルト:セレナード 第13番 ト長調 K.525「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
マーラー:交響曲 第7番 ホ短調「夜の歌」

第184回東京芸術劇場マチネーシリーズ

2016年2月14日〈日〉 東京芸術劇場

指揮=シルヴァン・カンブルラン

モーツァルト:セレナード 第13番 ト長調 K.525「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
マーラー:交響曲 第7番 ホ短調 「夜の歌」