News

_DSC03681.jpg 8月1日付で辻本憲一(つじもと けんいち)が首席トランペット奏者として、入団いたしました。今年1月から契約団員として出演、6ヶ月のテスト期間を終えました。
 
入団にあたって「読響という輝かしい歴史を持つオーケストラに入団させて頂き光栄に思います。音楽家としてこの歴史を引き継ぐことは大変名誉な事であり身の引き締まる思いです。読響のサウンドを守り、お越し頂いたお客様にとって演奏会の時間がかけがえのないものになるよう、全力を尽くして素晴らしい音楽を届けていきたいと思います」と抱負を述べています。
 
【プロフィール】 1994年東京芸術大学音楽学部器楽科入学。在学中の96年日本音楽コンクール第2位、日本管打楽器コンクール第2位を受賞。97年東京フィルハーモニー交響楽団に入団し、98年東京芸術大学卒業。2000~01年アフィニス文化財団の奨学金を受け、独ハンブルクに留学。エリーゼ=マイヤー・コンクール第1位受賞。帰国後、東京フィルにおいて02年から副首席奏者、04年から首席奏者を務めた。これまでに野間裕史、北村源三、杉木峯夫、福田善亮、ピエール・ティボー、マティアス・へフスの各氏に師事。ソロ、室内楽でも活躍しており、08年には東京オペラシティ文化財団主催『B→C』に出演。今年5月の別府アルゲリッチ音楽祭では、ショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第1番でソロ・トランペットを務め、好評を博した。ブラスヘキサゴン、東京トランペットカルテット、T-Bros.のメンバーでありCDも多数リリース。昭和音楽大学、洗足音楽大学、尚美ミュージックカレッジディプロマコース非常勤講師。
 
【今後の主な出演予定】
8月23日〈第561回定期演奏会〉 R.シュトラウス:「家庭交響曲」など
9月26日〈第562回定期演奏会〉 ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番でのソロ・トランペットを演奏