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5月13日(土)と14日(日)、スロヴァキアの巨匠オンドレイ・レナルト氏が久々に読響の指揮台に上がり、ベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」などを指揮します(写真:リハーサル後のレナルト氏とケイト・リウさん)。
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1978年に初来日し、今回が52回目の来日中のレナルト氏に、演奏会への意気込みをお話いただきました。
 
「日本に来られることを毎回楽しみにしています。なぜなら、日本には素晴らしいオーケストラがあると共に、熱心に耳を傾け温かい拍手を送ってくださる素晴らしい聴衆の皆様がいるからです。今回久しぶりに読響に招いていただき、素敵なプログラムを指揮させていただくことにとても感謝しています」と語ります。今回演奏するベートーヴェン「英雄」について、「この曲は指揮者にとって、とても難しい作品。曲の背景や哲学を理解することがとても重要だからです。私は人生の経験を積み、ようやく自分なりの解釈を見つけられました」と自信のほどをのぞかせました。

本番に向け、「今回、読響との良い演奏をお客様にお届けることができると思っています。お客様には、私たちの演奏を心で受け止めていただければ嬉しく思います。会場でお待ちしております」と抱負を熱く語っていただきました。

また、今後について「来年6月~7月にプラハ放送響との日本ツアーを行います。私はこれを一つの区切りだと考えていて、その後は指揮するのは若い人に引き継いだ方が良いと思っています。引退を考えたのは、健康上の理由もありますが、家では庭仕事もしなければなりませんので(笑)」と打ち明けました。

レナルト氏と読響の演奏に、どうぞご期待ください。
チケットは好評発売中です。当日券は、両日とも13時から販売します。学生券(2,000円/25歳以下/要学生証)の整理券も、各日13時から配布します。皆様のご来場、お待ちしております。

第197回土曜マチネーシリーズ

2017年5月13日〈土〉 東京芸術劇場

指揮=オンドレイ・レナルト
ピアノ=ケイト・リウ

ショパン:ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 作品11
ベートーヴェン:交響曲 第3番 変ホ長調 作品55「英雄」


※当初発表した指揮者から変更となりました。

第197回日曜マチネーシリーズ

2017年5月14日〈日〉 東京芸術劇場

指揮=オンドレイ・レナルト
ピアノ=ケイト・リウ

ショパン:ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 作品11
ベートーヴェン:交響曲 第3番 変ホ長調 作品55「英雄」

※当初発表した指揮者から変更となりました。