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明日9月6日(水)19時から東京芸術劇場で開催する《第571回定期演奏会》では、20世紀の旧ソ連で活動した二人の作曲家ヴァインベルクとショスタコーヴィチの作品を演奏します。

前半は、ヴァイオリンの世界的巨匠クレーメルの独奏で、ポーランド生まれのユダヤ人作曲家ヴァインベルクのヴァイオリン協奏曲を日本初演します。クレーメルは「ロシアで誕生したヴァイオリン協奏曲でも最も優れた作品のひとつ。メロディはロシアやユダヤの叙情性にあふれている」と魅力を語っています。日本にも広がりつつある“ヴァインベルク・ルネサンス”を是非とも体感してください。

後半に演奏するのは、ショスタコーヴィチの交響曲第4番。この作曲家の交響曲の中でも最大級の編成で、凶暴で先鋭な響きは、強烈なインパクトに満ちています。ロジェストヴェンスキーやテミルカーノフらロシアの巨匠らに鍛え抜かれた読響のパワーは、圧倒的な衝撃を放つでしょう。ポーランドの名匠カスプシクの渾身のタクトにご期待ください。

なお、以下のページ(PDF)で、配布するプログラム誌の、出演者プロフィールや曲目解説などをご覧いただけます。

チケットは、絶賛発売中です。6日の12時まで読響チケットセンター 0570-00-4390 でお申し込みいただけます。当日券は、会場入口にて18時から販売します。学生券(2,000円/25歳以下/要学生証)の整理券も18時から配布します。皆様のご来場、お待ちしております。

第571回定期演奏会

2017年9月 6日〈水〉 東京芸術劇場

指揮=ヤツェク・カスプシク
ヴァイオリン=ギドン・クレーメル

ヴァインベルク:ヴァイオリン協奏曲 ト短調 作品67 (日本初演)
ショスタコーヴィチ:交響曲 第4番 ハ短調 作品43