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kaitai.jpg読響は創立55周年記念事業として、単行本「オーケストラ解体新書」(中央公論新社)を上梓しました。

読響の前・事務局長の飯田政之が中心となり、読響の楽団員や事務局員に取材を重ね、読響の舞台裏に迫ったドキュメントです。一つのコンサートができるまでを、楽団員のコメントや指揮者や事務局の視点も交えて分析するほか、読響の歴史や特徴にも迫っています。また、「オーケストラの課題を語る」と題した鼎談では、昭和音楽大学教授の石田麻子さん、作曲家の西村明氏、来年4月から首席客演指揮者に就任する山田和樹氏の三人が、オーケストラの意義や課題を多角的に語っています。巻末には「アンコール」として常任指揮者カンブルランのインタビューも掲載されています。これを読めば、読響のコンサートをさらに楽しく聴けるかもしれません! 一人でも多くの方に、お読みいただけましたら幸いです。

現在、全国書店やAmazonなどにて発売中です。
中央公論新社HP:http://www.chuko.co.jp/tanko/2017/09/005007.html
◆『オーケストラ解体新書』(編者:読売日本交響楽団)
第1章:一期一会の音楽を作る
第2章:楽団員の日常生活と意見
第3章:ドキュメント・オブ・ザ・コンサート
第4章:事務局の日常と意見
第5章:読響の誕生、現在、そして未来
第6章:日本のオーケストラの課題を語る
アンコール:好奇心を持ってコンサートホールに来てほしい(カンブルラン・インタビュー)

発行:中央公論新社 ISBN:978-4-12-005007-7
定価:1400円+税