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dobrinov.jpg1月1日付でフリスト・ドブリノヴ(Hristo Dobrinov)が首席フルート奏者として、入団いたしました。昨年6月から契約団員として出演、6ヶ月のテスト期間を終えました。

入団にあたって「読響という名実ともに日本を代表するオーケストラに入団できたことを大変嬉しく思っております。優れた音楽家に囲まれてステージの中央で演奏することは、夢のような喜びです。これからも、素晴らしい日本のお客様のために演奏するのを楽しみにしています。真摯に音楽と向き合い、より多くの感動を与えられるような音楽家を目指し、精進してまいります」と抱負を述べています。

【プロフィール】ブルガリアのソフィア生まれ。ブルガリア国立ソフィア音楽院とドイツのケルン音楽大学で学ぶ。ブルガリア国内のコンクールを始め、クーラウ国際フルート・コンクールなどで入賞。1998年から2005年までドイツのフィルハーモニー・デア・ナツィオーネンの首席フルート奏者、05年から17年まではマレーシア・フィルハーモニー管の首席フルート奏者として活躍した。また、西オーストラリア響やオーケストラ・アンサンブル金沢、日本センチュリー響などで客演首席奏者も務めた。ソリストとしてモーツァルト、C.P.E.バッハ、メルカダンテ、テレマンの協奏曲をマレーシア・フィルなどと共演したほか、リサイタルや室内楽でも活動を展開。これまでにゲオルギ・スパソフ、ロバート・ウィンの各氏に師事。