Concert

指揮=シルヴァン・カンブルラン
ソプラノ=レイチェル・ニコルズ
メゾ・ソプラノ=クラウディア・マーンケ
テノール=ロバート・ディーン・スミス、ユルゲン・ザッヒャー
バリトン・語り=ディートリヒ・ヘンシェル
合唱=新国立劇場合唱団（合唱指揮=三澤 洋史）

シェーンベルク：グレの歌

※当初出演を予定していたバリトン＆語りのマルクス・マルクァルトは、本人の都合により出演できなくなりました。何卒ご了承ください。

※当公演は公益財団法人アフィニス文化財団の助成を受けています。

【アフィニスエンブレム選考理由】
シェーンベルクの「グレの歌」は法外な作品である。超巨大編成を相手に、オペラとオラトリオと交響詩の、いわば間を行かねばならない。つまりは、「ロメオとジュリエット」「トリスタンとイゾルデ」「アッシジの聖フランチェスコ」といった「間作品」に、周到に取り組んできたカンブルラン＆読響にこそふさわしい。死を経ての再生という物語でもある。独唱陣にも実力者がそろっている。９年にわたったカンブルラン常任時代の、よき締めくくりとなるだろう。
（アフィニス文化財団　オーケストラ助成委員　舩木篤也）