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明日25日(水)のサントリーホールでの《名曲シリーズ》は、同シリーズ600回の節目の演奏会。“色彩の魔術師”と異名をとる常任指揮者カンブルランが、得意のフランス音楽を集めたプログラムを披露します。

SylvainCambreling018-by-Marco_Borggreve - コピー.jpg冒頭のファンファーレが有名なデュカスの舞踊詩「ラ・ペリ」で幕を開け、繊細な美しさと華麗な響きが魅力のドビュッシー「夜想曲」で、精妙な世界を繰り広げます。後半では、実演の機会が少ないショーソンの交響曲に光を当て、ワーグナーやフランクの影響が見られるロマンティックな作品の魅力に迫ります。カンブルランのタクトが描く極上のフランス音楽を、どうぞお楽しみください。

なお、舞踊詩「ラ・ペリ」を読響の主催公演で演奏するのは初めて(「ファンファーレ」のみは何度も演奏しています)。そして「夜想曲」を取り上げるのは、1998年1月の定期演奏会(指揮:岩城宏之)以来19年ぶり。ショーソンの交響曲は、1968年1月の定期演奏会以来49年ぶりに演奏することになります。

1月と2月公演のプログラム誌の曲目解説などの一部(PDF)を以下でご覧いただけます。
http://yomikyo.or.jp/pdf/book/orchestra-20170102-01.pdf

チケットは読響チケットセンター 0570-00-4390 にて好評発売中(25日12時まで受付)。
当日券は、18時からS席とA席あわせて100枚程度、販売します。学生席(2,000円)の整理券も、18時から配布します。皆様のご来場、お待ちしております。

第600回名曲シリーズ

2017年1月25日〈水〉 サントリーホール

指揮=シルヴァン・カンブルラン
女声合唱=新国立劇場合唱団

デュカス:舞踊詩「ラ・ペリ」
ドビュッシー:夜想曲
ショーソン:交響曲 変ロ長調 作品20