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cambreling.jpg 来年4月に読響常任指揮者に就任するシルヴァン・カンブルラン=写真=が登場する。

 ドイツ・オーストリア音楽の王道であるモーツァルトの歌劇「劇場支配人」序曲、ベートーベンの交響曲第4番、第5番「運命」を聴かせるのは、12日・東京芸術劇場、13日・サントリーホール。母国フランスのバロックから近代までを取り上げるのは18日・東京芸術劇場、19日・横浜みなとみらいホールで、ラモーの歌劇「ダルダニュス」組曲から、ベルリオーズ「幻想交響曲」など。

 正指揮者の下野竜也も、すべて日本人作曲家の曲という意欲的な演奏会で気を吐く。尾高賞を受賞した藤倉大の新作委嘱作品のほか、黛敏郎の「涅槃(ねはん)交響曲」などでタクトをとる。(電)03・3562・1550。