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6月3日(土)15時から大田区民ホール・アプリコで開催する「フレッシュ名曲コンサート/ロマンに満ちた珠玉のメロディ」についての記事が、読売新聞(2023年5月13日/朝刊/都内版)に掲載されました。

日本各地で活躍し、名古屋フィルの音楽監督を務める気鋭指揮者・川瀬賢太郎が、リムスキー=コルサコフの名曲「シェエラザード」などを指揮し、力強く華麗なサウンドを響かせます。前半には、東京音楽コンクールに優勝し、ベルリンで研鑽を積む新星ピアニストの秋山紗穂がショパンのピアノ協奏曲第2番で共演します。

記事では、川瀬と秋山が公演への意気込みなどを語っています。ぜひご覧ください(読売新聞の許可を得て、画像を掲載します)。

チケット(S席3,500円、A席2,500円、中学生以下1,000円)は、好評発売中です。大田区民ホール・アプリコ 03-5744-1600 にて発売中です。皆様のご来場をお待ちしております。

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フレッシュ名曲コンサート ロマンに満ちた珠玉のメロディ

2023年6月 3日〈土〉 大田区民ホール・アプリコ

指揮:川瀬賢太郎
ピアノ:秋山紗穂

ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 作品21
リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」作品35

05241.jpg明日5月25日(木)19時から東京オペラシティコンサートホールで開催される「コンポージアム2023 近藤譲の音楽」に出演します。
【公演詳細】https://www.operacity.jp/concert/calendar/detail.php?id=15708

今年のテーマ作曲家は、欧米でも評価の高い1947年生まれの作曲家・近藤譲。独奏曲から室内楽、管弦楽、オペラ、電子音楽作品まで広範にわたり作曲活動を行い、国際的に活躍している作曲家です。なお、読響が「コンポージアム」に出演するのは2018年の「ウンスク・チンの音楽」以来、2回目です。

25日の演奏会では、近藤のオーケストラ作品4曲と、国立音楽大学クラリネットアンサンブルによるアンサンブル作品1曲の計5曲が演奏されます。指揮は、近藤が指名したフランスの現代音楽のスペシャリスト、ピエール=アンドレ・ヴァラドです。尾高賞を受賞した代表的な作品の「牧歌」(1989)を演奏するほか、2022年作曲の「ブレイス・オブ・シェイクス」と21年作曲の「パリンプセスト」の2曲を世界初演。近藤のオーケストラ作品をまとめて聴ける、貴重な機会となるでしょう。近藤の独自のエクリチュールによる多彩なサウンドを、どうぞお楽しみください。

チケット(全席指定、一般3,000円、学生1,000円)は、好評発売中です。お申し込みは、
東京オペラシティチケットセンター 03-5353-9999(10:00〜18:00/定休日:毎週月曜日)へ。

当日券は、18時からコンサートホール入口で販売します。皆様のご来場をお待ちしております。

10月1日230523_クレジットあり.png(日)は愛媛県松山市の愛媛県県民文化会館にて「伊予銀行 presents 読売日本交響楽団 愛媛公演2023 藤岡幸夫×清塚信也」を、翌2日(月)は山口県下松市のスターピアくだまつにて「開館30周年記念 スターピアくだまつ名曲シリーズⅩⅥ 読売日本交響楽団演奏会 藤岡幸夫×清塚信也」を開催します。

テレビなどで活躍する人気ピアニストの清塚信也が登場し、グリーグのピアノ協奏曲を弾き、超絶技巧を披露して会場を魅了するでしょう。熱くエネルギッシュな音楽作りで活躍する藤岡幸夫は、チャイコフスキーの交響曲第4番などを指揮し、力強いサウンドを響かせます。演奏会の冒頭には、藤岡と清塚によるトーク・コーナーもあります。ユーモアあふれる二人による音楽談義も、どうぞお楽しみください。

チケットについては、10月1日(日)の愛媛公演は、6月6日(火)発売開始。お申し込みは、読響チケットセンター 0570-00-4390(10時~18時)や読響チケットWEBなどへ。

10月2日(月)の下松公演は、5月28日(日)発売開始。お申し込みは、スターピアくだまつ 0833-41-6800(9時~19時)やチケットぴあなどプレイガイドへ。

【愛媛公演/詳細】https://yomikyo.or.jp/concert/2023/04/-presents-2023.php#concert
【下松公演/詳細】https://www.starpiaa.or.jp/program/event/2023/1002/

051812.jpg5月19日(金)19時からサントリーホールにて《第662回名曲シリーズ》を、21日(日)14時から横浜みなとみらいホールにて《第126回横浜マチネーシリーズ》を開催します。

指揮者/クリエイティヴ・パートナーの鈴木優人が、モーツァルトの2つの作品やラヴェル「ボレロ」などを指揮します。前半には、現代ジャズ最高峰の巨匠ミシェル・カミロが自作のピアノ協奏曲第2番「テネリフェ」を日本初演します。

リハーサルを終えた鈴木は「カミロさんによる熱いマグマが噴き出るような圧倒的な演奏に、オーケストラもパワーをもらっています。本番が楽しみです。これまでカミロさんのライヴに何度も行き、ファンでしたので、初共演が実現して嬉しいです」と満足そうな表情を浮かべました。「今回のテーマは、モーツァルトとラテン。演奏会の後半は、モーツァルトが今からちょうど250年前、17歳で書いた交響曲第28番ハ長調から、同じハ長調の『ボレロ』に繋がります。『ボレロ』は各楽器のソロも聴きどころですが、寄木細工のように美しく巧みな伴奏のオーケストレーションにも注目してほしい」と語りました。

19日(金)は、当日券(約50枚)を18時から販売します。また、学生券(2,000円/25歳以下/要学生証)の整理券も18時から配布します。21日(日)は、当日券(約30枚)を13時から販売します。また、学生券(2,000円/25歳以下/要学生証)の整理券も13時から配布します。皆様のご来場をお待ちしております。

第662回名曲シリーズ

2023年5月19日〈金〉 サントリーホール

指揮=鈴木優人
ピアノ=ミシェル・カミロ

モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」序曲
カミロ:ピアノ協奏曲第2番「テネリフェ」(日本初演)
モーツァルト:交響曲第28番 ハ長調 K. 200
ラヴェル:ボレロ

第126回横浜マチネーシリーズ

2023年5月21日〈日〉 横浜みなとみらいホール

指揮=鈴木優人
ピアノ=ミシェル・カミロ

モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」序曲
カミロ:ピアノ協奏曲第2番「テネリフェ」(日本初演)
モーツァルト:交響曲第28番 ハ長調 K. 200
ラヴェル:ボレロ

0516.jpg5月17日(水)深夜26時35分(18日の午前2時35分)からの日本テレビ「読響プレミア」では、今年3月30日(木)に東京オペラシティコンサートホールで行われた公開収録から、横山奏の指揮によるロッシーニの歌劇「ウィリアム・テル」から 「スイス軍の行進」、ヴァイオリン独奏に荒井里桜を迎えてのチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲などを放映します。

2018年東京国際音楽コンクール第2位&聴衆賞を受賞し、20年の「都民芸術フェスティバル」で読響に初登場して好評を博した横山奏が、2度目となる読響の指揮台に上がりました。的確なバトンでロッシーニやチャイコフスキーを指揮し、華麗なサウンドを引き出しました。東京音楽コンクールと日本音楽コンクールの両方で優勝し、ローザンヌ・シンフォニエッタやN響などと共演する新星ヴァイオリニストの荒井里桜が読響に初登場。チャイコフスキーの名旋律を歌わせ、超絶技巧を披露し、お客様から盛大な拍手を受けました。今後の更なる活躍が期待される新鋭二人の演奏を、お楽しみください。

日本テレビ「読響プレミア」ホームページ:http://www.ntv.co.jp/yomikyo/

同放送は、BS日テレでも5月27日(土)午前7時から放送される予定です。

05121.jpg5月13日(土)と14日(日)、各14時から東京芸術劇場にて《第257回土曜・日曜マチネーシリーズ》を開催します(写真:コンサートマスターの林悠介と沖澤のどか)。

ドイツを拠点に欧州で活躍する新鋭・沖澤のどかが登場します。2021年10月に読響に初登場して成功を収め、今回約1年半ぶりに読響の指揮台に上がります。前半には、人気ヴァイオリニストの三浦文彰をソリストに迎え、エルガーのヴァイオリン協奏曲を演奏。後半には、ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」前奏曲とR.シュトラウスの交響詩「死と変容」を切れ目なく続けて演奏します。

リハーサルを終えた沖澤にお話いただきました。前半のエルガーのヴァイオリン協奏曲では「まずは三浦さんの演奏に感銘を受けた。音色も素晴らしく、オーケストラと一体となり、さらにオーケストラを引っ張っていく演奏」と三浦とのリハーサルに確かな手ごたえを感じている様子。また「3つの楽章を通して、晩秋の香り、枯れていく美しさを感じる。人生の最後に美しかった思い出を振り返るよう。後半のR.シュトラウスの『死と変容』にも繋がる世界観を持っている」と語りました。

後半については、2曲を続けて演奏することについて「『死と変容』の前半の緊張感が更に高まり、集中力が要求されると感じる」と注意を払いながら、「『トリスタンとイゾルデ』でのテーマとなる愛の物語とイゾルデの魂の救済が、『死と変容』と繋げることで、より普遍化され、“人間が生まれて死ぬ”という一つのオペラを見たような充実感を感じていただけるのでは」と期待を寄せました。「今は、TikTokなどSNSでは数秒の短い動画や音楽が勝負という時代。しかし、今回のプログラムは、それとは真逆で、大曲によるゆっくりとした時間が流れます。お客様には、現実を離れて、オーケストラの音楽にゆっくりと浸っていただきたい」と抱負を語りました。

両日とも当日券(余裕あり)を13時から販売します。また、学生券(2,000円/25歳以下/要学生証)の整理券も13時から配布します。皆様のご来場をお待ちしております。

第257回土曜マチネーシリーズ

2023年5月13日〈土〉 東京芸術劇場

指揮=沖澤のどか
ヴァイオリン=三浦文彰

エルガー:ヴァイオリン協奏曲 ロ短調 作品61
ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」前奏曲
R.シュトラウス:交響詩「死と変容」作品24

第257回日曜マチネーシリーズ

2023年5月14日〈日〉 東京芸術劇場

指揮=沖澤のどか
ヴァイオリン=三浦文彰

エルガー:ヴァイオリン協奏曲 ロ短調 作品61
ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」前奏曲
R.シュトラウス:交響詩「死と変容」作品24

0525.jpg5月25日(木)19時から東京オペラシティコンサートホールで開催される「コンポージアム2023 近藤譲の音楽」に出演します。
【公演詳細】https://www.operacity.jp/concert/calendar/detail.php?id=15708

「コンポージアム」は、東京オペラシティ文化財団が主催する同時代音楽を中心とするフェスティバル。毎回、テーマ作曲家が一人選ばれ、コンサートやシンポジウムなどが開催されます。読響が同フェスティバルに出演するのは2018年の「ウンスク・チンの音楽」以来、2回目です。

今年のテーマ作曲家は、欧米でも評価の高い1947年生まれの作曲家・近藤譲。独奏曲から室内楽、管弦楽、オペラ、電子音楽作品まで広範にわたり作曲活動を行い、国際的に活躍している作曲家です。

25日の演奏会では、近藤のオーケストラ作品4曲と、国立音楽大学クラリネットアンサンブルによるアンサンブル作品1曲の計5曲が演奏されます。指揮は、近藤が指名したフランスの現代音楽のスペシャリスト、ピエール=アンドレ・ヴァラドです。

尾高賞を受賞した代表的な作品の「牧歌」(1989)を演奏するほか、2022年作曲の「ブレイス・オブ・シェイクス」と21年作曲の「パリンプセスト」の2曲を世界初演。近藤のオーケストラ作品をまとめて聴ける、貴重な機会となるでしょう。近藤の独自のエクリチュールによる多彩なサウンドを、どうぞお楽しみください。

チケット(全席指定、一般3,000円、学生1,000円)は、好評発売中です。お申し込みは、
東京オペラシティチケットセンター 03-5353-9999(10:00〜18:00/定休日:毎週月曜日)へ。

10月17日(火)《第632回定期演奏会》に出演を予Struckmann Foto - コピー.jpg定していたバスのシム・キーワンは、本人の都合により出演できなくなりました。代わりに、ドイツを代表するバス・バリトン歌手のファルク・シュトルックマンが出演します。

誠に申し訳ございませんが、何卒ご理解くださいますようお願いいたします。なお、変更によるキャンセル・払い戻しはできません。

10月公演のチケット(1回券)は、7月15日(土)から一般発売/7月8日(土)から読響会員優先発売します。
また、下期(10月~3月)会員券は、6月25(日)から一般発売/6月14日(水)から読響会員優先発売します。

■プロフィール
ファルク・シュトルックマン(バス・バリトン) Falk Struckmann, Bass-baritone
世界各地で活躍する現代最高峰のバス・バリトン歌手。バレンボイム、ティーレマン、アバド、ムーティ、ペトレンコら巨匠の指揮でメトロポリタン歌劇場、ミラノ・スカラ座、英国ロイヤル・オペラ、ドレスデン国立歌劇場、パリ・オペラ座などで歌い、バイロイト音楽祭やザルツブルク音楽祭、ルツェルン音楽祭などにも出演。特にワーグナー作品で高い評価を受け、数々の名演奏を残している。ウィーン国立歌劇場とベルリン国立歌劇場の両劇場で“宮廷歌手”の称号を持つ。