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 2010年4月に読売日本交響楽団の第9代常任指揮者に就任したシルヴァン・カンブルランが、並行して2012/13年シーズンから、マンフレッド・ホーネック氏の後継としてシュトゥットガルト歌劇場の音楽監督に就任することが発表されました。同時に芸術監督に就任するヨシ・ヴィーラー氏との密接な協力関係のもとに、かつてOpernwelt誌上で「年間最優秀オペラハウス」に5度も輝いた南ドイツの名門歌劇場の舵とりを任されることになります。 この組み合わせによる最初のプロダクションは、2011/12年シーズンにプレミエが予定されているとのことです。

 また、カンブルランは2010/11年シーズンいっぱいで、これまで長きにわたり務めてきたバーデンバーデン&フライブルクSWR(南西ドイツ放送)交響楽団の首席指揮者を退任するため、カンブルランの所属事務所のマネジャーは「今後の彼の活動の2本柱は、オペラはシュトゥットガルトと、オーケストラ・コンサートは読響との共同作業がメーンになるだろう」とコメントしています。

 今まさに旬を迎えたマエストロ、シルヴァン・カンブルラン氏と読響の演奏に、どうぞご期待ください!