現代ロシアを代表する指揮者の一人、ユーリ・テミルカーノフ=写真=が来日し、ショスタコービッチを始めとするロシア音楽を聴かせる。名門サンクトペテルブルク・フィルの音楽監督兼首席指揮者を長年務めるテミルカーノフは1938年生まれ。読響への客演は2007年以来となる。
定期演奏会(11日サントリーホール)は、ショスタコービッチの交響曲第7番「レニングラード」。東京芸術劇場マチネーシリーズ(15日)は、チャイコフスキーのバイオリン協奏曲(独奏はボリス・ベルキン)と交響曲第5番。名曲シリーズ(23日サントリーホールなど)は、プロコフィエフの交響曲第5番とエルガー「創作主題による変奏曲」。(電)03・3562・1550。
第122回東京芸術劇場マチネーシリーズ
2010年5月15日〈土〉 東京芸術劇場
指揮:ユーリ・テミルカーノフ
ヴァイオリン:ボリス・ベルキン
チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲
チャイコフスキー/交響曲第5番