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IMG_0724.JPG読売日本交響楽団は3月19日、予定通り「第131回東京芸術劇場マチネーシリーズ」の公演を開催、会場で東日本巨大地震・被災地への義援金の募金を行いました。寄せられた募金は84万2101円にのぼりました。心より御礼申し上げます。
 
この日の公演では、開演冒頭、読響正指揮者の下野竜也氏の指揮でバッハの「G線上のアリア」を演奏しました。プログラムにはなかった予定外の曲目でしたが、地震の犠牲となった方々への哀悼の意を表するため、演奏することとなりました。演奏が静かに終わると、下野氏も指揮台に立ったまま、会場内の全員とともに1分間の黙とうを捧げました。
 
終演後には下野氏を先頭に楽員がずらりとロビーに並んで募金を呼びかけました。多くの方に快く応じていただきました。
 
読売日本交響楽団では3月20日(日)14時開催予定の「みなとみらいホリデー名曲コンサート・シリーズ」公演でも同様に募金を行います。
 
集まった浄財は、「読売光と愛の事業団」を通じ、被災地に送ります。
 
なお、読響も両日の公演の売り上げから合わせて100万円を寄付いたします。
 
※20日(日)公演の当日券は13時より発売いたします。

みなとみらいホリデー名曲コンサート・シリーズ

2011年3月20日〈日〉 横浜みなとみらいホール

指揮:下野竜也
クラリネット:四戸世紀
《トランスクリプション名曲集》
バッハ(エルガー編曲)/幻想曲とフーガ ハ短調
ブラームス(ベリオ編曲)/クラリネット・ソナタ第1番
グルック(ワーグナー編曲)歌劇〈アウリスのイフゲニア〉序曲
ウェーバー(ベルリオーズ編曲)/舞踏への勧誘
ドビュッシー(ビュッセル編曲)/小組曲
バッハ(シェーンベルク編曲)/前奏曲とフーガ