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読売日本交響楽団は3月20日(日)、予定通り「みなとみらいホリデー名曲コンサート・シリーズ」を開催、会場で東日本巨大地震・被災地への義援金の募金を行いました。寄せられた募金は72万8877円にのぼりました。心より御礼申し上げます。
この日の公演でも、19日に続いて、哀悼の意を表し、下野竜也氏の指揮でバッハの「G線上のアリア」を演奏しました。終演後には、下野氏と楽員がロビーに並び、募金を呼びかけました。集まった浄財は、「読売光と愛の事業団」を通じ、被災地に送ります。
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また、20日の公演で、定年退職により読響を退団する首席クラリネット奏者の四戸世紀氏が、ソリストとして登場し、ブラームス(ベリオ編曲)の「クラリネット・ソナタ第1番」を演奏しました。聴衆から拍手喝さいを浴び、アンコールとしてモーツァルト(野本洋介編)の「アダージョ」K.580aも演奏。
演奏後に四戸氏は「読響のメンバー全員の温かさを背中に感じながら、最高の演奏ができました。」と語りました。