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今の心境を「やっと東京に来ることができて、ほっとしている」と語るカリニャーニ氏ですが、日本に来る前日夜まで「本当に日本に行くのか?」と友人などから心配する電話がかかってきたと言います。
ヨーロッパでの日本の情報について尋ねると、「ヨーロッパの人々は、チェルノブイリのことが今でも記憶にあり、今回の福島のことで、ナーバスになっているという現実があります。一方で、報道する人々は、どうしても悪いニュースばかりをフォーカスしてしまうという一面もある」と深刻な表情で語りました。
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「今回の震災後、新国立劇場で予定されていた『コジ・ファン・トゥッテ』は様々な理由から、キャンセルをしなくてはならなくなったこと、そして皆さまにご迷惑をおかけしたことを、本当に申し訳なく思っております。読響との2週間の公演には、全力で取り組んでいきたいと思います。演奏会でお会いできますことを、楽しみにしております」