読売日本交響楽団は、2011年8月1日付で小林研一郎氏を特別客演指揮者(英語名:Special Guest Conductor)に迎えることになりました。
小林氏は1974年9月以来、当団と毎年のように共演を重ねています。通常のシリーズ公演以外にも、福岡、大阪、北海道など各地での特別演奏会においても数多く指揮し、全国でのクラシック音楽の発展と普及に大きな貢献を果たしてきました。
読響は、小林氏の熱意あふれる音楽活動を高く評価し、今後も当団とともに歩み続けていただきたいと考えております。
なお、8月24日の〈真夏のコバケン・スペシャル〉が、就任後最初の演奏会となります。
今後とも、小林氏と当団に一層のご声援を賜りますよう、改めてお願い申し上げます。
~小林研一郎氏からのメッセージ~
読売日本交響楽団の輝く歴史の中で折に触れ共演の機会を戴き、僕の音楽をより豊かな世界へと導いてくれたこのオーケストラから愛情と親しみを込めて“特別客演指揮者”という名誉あるタイトルを戴いたことに感謝しております。
更に身を引き締めて、“萎えてしまいそうな今日の日本の人々”の心に響く音楽を共に残して行きたいと願っております。
※読響・特別客演指揮者のポストは、過去にハインツ・レーグナー氏が1990年から2001年まで務めています。
サマーフェスティバル 真夏のコバケン・スペシャル
2011年8月24日〈水〉 サントリーホール
指揮:小林研一郎
ピアノ:金子三勇士
《リスト生誕200年記念》
リスト/交響詩〈前奏曲〉
リスト/ピアノ協奏曲 第1番
《マーラー・イヤー・プログラム》
マーラー/交響曲 第1番〈巨人〉