4月13日と14日公演のラロのスペイン交響曲で共演するヴァイオリンの松山冴花さんに、作品への思いなどをお話しいただきました。
____読響とは、2年2ヶ月ぶりの共演となります。読響にはどのような印象をお持ちですか?
前回は、2010年2月にセゲルスタムさんの指揮で、シベリウスの協奏曲で共演させていただきました。オーケストラの楽団員一人一人が、お互いの音を聞いて一体となっているのに感激しました。あの時は、私はただただ読響さんと共演させていただける幸せに浸りながら演奏をしていました。
____今回はラロのスペイン交響曲を演奏しますが、この曲への思い入れなどをお聞かせください。
____今回はラロのスペイン交響曲を演奏しますが、この曲への思い入れなどをお聞かせください。
これは個人的なお話になってしまいますが・・・、この曲を演奏する度に、どうしても小さい頃遊んでいた時の事を思い出してしまうのです(笑)。第2楽章のリズム感はビックリ箱のように感じますし、第5楽章の出だしは大縄跳びで遊んでいる様に感じます。そんな遊び心と懐かしさを感じる作品です。
____ラロのスペイン交響曲の聴きどころをご紹介ください。
____ラロのスペイン交響曲の聴きどころをご紹介ください。
楽章ごとに表情が変わる面白さと、そして何と言っても華麗な名人芸で有名なサラサーテのために書かれた曲なので、最後のアクロバティックなパッセージを、是非ご堪能いただきたく思います。
____お客様へのメッセージをお願いします。
____お客様へのメッセージをお願いします。
スペイン交響曲は、リズム、ダイナミックス、感情表現など、どれをとっても大変派手な作品なので、演奏家はとても楽しんで演奏できます。お客様も、私たちと一緒に楽しんでいただければ、嬉しく思います。会場でお会いできることを楽しみにしています。