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作曲や指揮、オーケストラを学んでいる大学・大学院生をはじめ、これから音楽の世界を目指そうと考えている高校生など学生の皆さんを、5月15日(火) 第515回定期演奏会(サントリーホール)に正指揮者・下野竜也氏がご招待します。本番に先立つ会場練習を見学した後、出演者との質疑応答の時間も設ける予定です。
 
この企画は、下野竜也氏の、「音楽を学んで行く過程において、生の良い音楽に接する事が一番の勉強になった・・・」という自らの経験から、「是非多くの学生にチャンスを・・・」という趣旨により企画されました。
 
今回の定期演奏会で取り上げるテーマは、「作曲家・シューマン」です。ドイツ・ロマン派音楽を代表する作曲家、ロベルト・シューマン。彼は、ライプツィヒの大学で法律を勉強するのですが、音楽の才能も豊かで、その夢をあきらめきれず、音楽への道を歩み出します。
はじめはピアニストとして活躍し、また多くのピアノ独奏曲を作曲していますが、その後、交響曲や管弦楽作品の分野にも活動の幅を広げ、並行してデュッセルドルフの音楽監督となるなど指揮も行い、音楽の才能を開花させています。
 
下野竜也氏もシューマンは好きな作曲家のひとりとして挙げ、「ウィーン留学時代のテーマの作曲家で、ずっとスコアと対峙していました。そのスコアのなかにある彼のナイーブさに惹かれています」と語っています。
また、今回の1曲目に演奏するライマンの作品は、ドイツ現代音楽作曲家の最高峰といわれる彼が、シューマンを想い作曲しました。ライマンはオペラ作品でも高い評価を得ており、今年10月には、日生劇場・東京二期会との共催により、彼の作品「メデア」(2010年2月ウィーン国立歌劇場にて初演)を下野氏&読響で上演いたします。その前哨戦として、ライマンの作品にも触れ親しんでいただこうという趣旨で、選曲いたしました。
過去と現在を結びつける作曲家たちの想い。あなた自身の耳で、この想いを感じ取る絶好の機会だと思います。
 
作曲や指揮、オーケストラや合唱を学んでいる大学・大学院生をはじめ、これから音楽を目指そうと考えている高校生などを対象に、下野氏が自ら指揮する同演奏会へ広くご招待いたします。またそれに先立つ会場練習の見学ができ、あわせて練習終了後、下野氏との質疑応答の時間も設けたいと考えています。
 
 
集合日時 : 2012年5月15日(火) 開演:午後7時 (会場練習=午後5時00分~午後6時00分)
 
コンサート: 午後7時 開演
 
ご希望者の方は、はがきに住所、氏名、電話番号、学校名(専攻科)、
学年を明記して、5月7日(月)まで(消印有効)にお申し込み下さい。
 
宛て先は▽
〒104-0031  東京都中央区京橋2丁目9番2号 第一ぬ利彦ビル7階
読響事務局・「下野シート」係
 
応募者多数の場合は抽選で、ご招待者に招待状をお送りします。
(*個人情報は招待状発送にのみ使わせていただきます)
 
お問い合わせは 電話番号 03-3562-1540  読響・事業制作部へ