12月19日から26日のベートーヴェン「第九」公演に出演を予定しておりましたテノールの高橋淳は、健康上の理由により出演できなくなりました。これに伴い、次の通り出演者を変更いたします。何卒ご理解、ご了承頂きますようお願いいたします。
■12月19、21、22、23日公演
高橋 淳 → 小原 啓楼
■12月24、26日公演
高橋 淳 → 与儀 巧
◇ ◇ ◇ 出演者プロフィール ◇ ◇ ◇
小原 啓楼 OHARA, Keiro / Tenor (19、21、22、23日出演)
華麗な演唱と舞台での存在感に定評ある実力派テノール。福島県出身。東京藝術大学卒業、同大学院修士課程及び博士課程修了。日伊声楽コンコルソ第3位並びに歌曲賞受賞。新国立劇場のこどものためのオペラ劇場『スペース・トゥーランドット』の主役、『ジークフリートの冒険』ジークフリートで好演したほか、東京二期会『ナクソス島のアリアドネ』舞踏教師、宮本亜門演出『ラ・トラヴィアータ』ガストン子爵、デラコート指揮『蝶々夫人』ピンカートン、白井晃 演出『オテロ』カッシオ、下野竜也指揮『メリー・ウィドー』カミーユ、『パリアッチ』ペッペ、新国立劇場での『鹿鳴館』、『夕鶴』、『沈黙』、日生劇場の『カプレーティ家とモンテッキ家』テバルド、佐渡裕プロデュース『カルメン』、尾高忠明指揮/札響『ピーター・グライムズ(演奏会形式)』などで明るく力強い美声を披露し、絶賛を博している。聖徳大学音楽学部講師。二期会会員。
与儀 巧 YOGI, Takumi / Tenor (24、26日出演)
輝かしい声でオペラや声楽曲の分野で活躍し、注目を集めているテノール。沖縄県出身。国立音楽大学卒業、同大学院修了。イタリア・ボローニャヘ1年間留学。田口興輔、ジュリアーノ・チャンネッラの各氏に師事。日伊声楽コンコルソ入選、第6回東京音楽コンクール声楽部門第1位及び聴衆賞など多数受賞。これまでに『コジ・ファン・トゥッテ』フェランド、『フィガロの結婚』ドン・バジーリオ、『愛の妙薬』ネモリーノ、『椿姫』アルフレード、『イドメネオ』のタイトルロール、『リゴレット』マントヴァ公爵などを歌う。近年では、大野和士指揮「ふれあいコンサート」、阪哲朗指揮『真夏の夜の夢』ライサンダー役、井上道義指揮『トゥーランドット』パン、宮本亜門演出『マダムバタフライX』ピンカートンを務めるほか、東京二期会での『オテロ』ロデリーゴ、『サロメ』、『パリアッチ』で絶賛を博した。二期会会員。