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第309回名曲.jpg読響・初代常任指揮者のウィリス・ページ氏が1月9日、米フロリダ州ジャクソンビルで死去されました。94歳でした。
 
1962年の読響創立と同時に常任指揮者に就任。翌年6月に離任するまでに全国各地で多くの公演を指揮し、生まれたばかりの楽団の名声を高めることに尽力されました。その後はジャクソンビル響の音楽監督など、米国を中心に活躍しました。読響が創立30周年を迎えた92年4月には《名曲シリーズ》に客演し、チャイコフスキーの交響曲第5番などを披露、この公演がページ氏と読響の最後の共演となりました。
 
生前のページ氏の、当団への貢献と功績に感謝するとともに、ここに謹んで哀悼の意を表します。