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首席客演指揮者の下野竜也が、20日(金)に文京シビックホール(第4回読響カレッジ)、24日(火)に神奈川県立音楽堂、26日(木)に富山県高岡文化ホールで、ブラームスの交響曲第1番などを指揮します。
 
DSCN1730.jpg下野竜也が、東京のプロ・オーケストラとブラームスの交響曲第1番を指揮するのは今回が初めて。下野は作品について「とてもブラームスのプライベートな作品で、“クララ・シンフォニー”と呼べるものだと思います。隠し絵のようにメッセージが散りばめられており、ブラームス自身、シューマン、クララの3人のモティーフが会話をしているように聴こえる」と語ります。
 
「これだけ名演奏が多くある作品なので、気負ってしまいがちなのですが、伝統への畏敬の念を抱きながらも、自分の考えるブラームス像を出せればと思っています」 「晩年のブラームスの肖像画の難しいイメージではなく、純粋で、はにかみ屋で美青年のブラームスをイメージしています。シューマンに認めてもらいたい、そしてクララに一番褒めてほしいという想いが、作品の中に散りばめられています。特に第2、第3楽章では、ブラームスのそんな愛らしい一面を表現できれば」と意気込みを語りました。
 
20日公演の当日券は、開演1時間前の19時から約150枚、販売します。学生整理券も19時から配布します。皆様のご来場、お待ちしております。