昨年に続いて来日し、日々のリハーサルに参加している作曲家のアリベルト・ライマンは、「《リア》をこれほど高いレベルで演奏するオーケストラを、私は聴いたことがありません。昨年の《メデア》公演を終えてヨーロ ッパに戻ってから、私は読響がいかに素晴らしいオーケストラであるかということを方々で言い続けてきました。今年も、劇場の空間を満たすオーケストラの響きが夢のように素晴らしく、作曲家である私にとって、この上ない贈り物です」と語ってくれました。
今年も指揮にあたる下野竜也(読響首席客演指揮者)は《リア》について、「《メデア》をも超える、史上最大の難曲」としながらも、「これほどドラマと一体化した音楽はなかなかありません。ぜひ、深遠な心理劇を楽しんでください」と、本番に向けて意欲的です。
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