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ボン・ベートーヴェン・ハレ管弦楽団の音楽監督などを歴任し、欧米で活躍する指揮者デニス・ラッセル・デイヴィスが初登場し、年末恒例のベートーヴェン「第九」公演の指揮台に上がります。今年は、本日18日から25日まで、東京・横浜にて全6公演を開催します。
読響練習所及び東京芸術劇場でのリハーサルでは、ヨーロッパでキャリアを築いた経験豊かなマエストロらしく、巧みなタクトさばきで音楽づくりを展開。曲の細部まで丹念に練り上げ、オーケストラと合唱・声楽陣から温かい響きを引き出していました。
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また、日本のプロ野球が好きで、読売ジャイアンツの大ファンというマエストロ。ジャイアンツの帽子を被って、練習会場に現れました。昨日のリハーサル後、当団からジャビットのぬいぐるみをプレゼントすると大喜び。「読響と初めて共演できて、嬉しく思います。私たちの『第九』の演奏を、多くのお客様にお楽しみいただきたい」と笑顔でお話しいただきました。
「第九」6公演中、4公演のチケットは完売になりました。20日と25日は、残券がございます。なお、完売公演も、開演1時間前からキャンセル待ち整理券・学生整理券を配布します。皆様のご来場、お待ちしております。