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桂冠名誉指揮者スタニスラフ・スクロヴァチェフスキの指揮する《ブルックナー&ベートーヴェン》公演が、8日から東京・横浜・岐阜県下呂市で計4公演行われます。
 
IMG_7018.JPGスクロヴァチェフスキは、10月2日に来日。ミネアポリスからの長旅にも関わらず、元気な表情で「読響と一緒に演奏するのが楽しみだ」と意欲をみせました。翌3日に91歳の誕生日を迎え、リハーサIMG_7022.JPGル初日の4日には、オーケストラが《ハッピー・バースデイ》の 演奏で お祝いし、91本のバラの花束が贈られました(驚いたマエストロは、両手で顔を覆い、お喜びの様子)。
 
 現在、読響練習所で入念なリハーサルが続いております。マエストロは、椅子を使わず立ったまま指揮を続け、オーケストラに細かな指示を出し、自らの音楽を丹念に作り上げていきます。休憩時間にも、新コンサートマスターの長原幸太らメンバーと綿密に確認を重ね、準備に余念がありません。
 
8日(水)からの公演では、得意とするブルックナーとベートーヴェンの2曲で、音楽の神髄に迫る演奏を聴かせてくれることでしょう。どうぞ、ご期待ください。
 
チケットは絶賛発売中です。お申込は、読響チケットセンター 0570-00-4390 まで。9日(木)は、残券DSCN2605.JPG僅か。8日(水)と11日(土)は、開演1時間前から当日券を販売します。学生券(2000円)の整理券も開演1時間前から配布します。皆様のご来場をお待ちしております。
 
IMG_7011.JPGなお、今回の最終公演12日(日)は、岐阜県下呂市の下呂交流会館で開催されます(詳細は、こちら)。スクロヴァチェフスキは「御嶽山の噴火については、アメリカのニュース番組で見ました。大変痛ましい事故が起きましたが、音楽が大きな力を持つことを信じている」と語り、犠牲者への鎮魂の想いも込めたいと胸の内を明かしました。