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11月15日(土)と16日(日)に、日生劇場でオペラ「アイナダマール」(主催:日生劇場/公益財団法人 ニッセイ文化振興財団)が日本初演され、読響がオーケストラ・ピットで演奏します(写真提供:日生劇場)。指揮は広上淳一、演出を務めるのは粟國淳。
 
オペラ「アイナダマール」は、アルゼンチン出身の作曲家オスバルド・ゴリホフが、スペインの詩人フェデリコ・ガルシア・ロルカの死を題材に書いた作品で、2003年にタングルウッド音楽祭で世界初演されました。スペインやラテン・アメリカの音楽が巧みに用いられ、新しい現代オペラの形を示した意欲作です。
 
DSC_0073.jpg作曲家ゴリホフも来日し、リハーサルに立会い、通し練習後には「今まで世界各地で『アイナダマール』の上演に立ち会ってきたが、今回ほど全ての要素が高次元で一体化した公演は初めて。オーケストラ、歌手、演出、舞台スタッフのいずれも素晴らしく、最高の上演が実現することを確信している」と語り、手ごたえを感じている様子でした。
 
なお、オペラ上演の前には、第1部として「『魂の詩人ロルカとスペイン』-オペラ『アイナダマール』へのプロローグ」と題された短い劇が加えられており、オペラの背景などへの理解を深める工夫がされています。
 
両日とも14時開演。当日券も発売予定です。皆様のご来場、お待ちしております。
キャストなどの詳細は、下記の日生劇場HPをご覧ください。