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Jun_Maerkl_c_Jean-Baptiste_Millot1.jpg先週の《ワーグナー&チャイコフスキー 新春ガラ・コンサート》で読響デビューを果たした準・メルクルが、明日16日(金)の定期演奏会の指揮台に上がります。
 
メインは、彼が得意とするブラームス作曲(シェーンベルク編曲)の「ピアノ四重奏曲第1番(管弦楽版)」です。難曲とされる大編成の作品ですが、メルクルは98年にNHK交響楽団との演奏で、鮮烈な印象を残しています。また、リヨン管やライプツィヒ放送(MDR)響のポスト就任を決定付ける名演も残しており、その手腕が存分に発揮されることでしょう。
 
また、シューマンのピアノ協奏曲では、バルトーク国際コンクールに優勝し、近年頭角を現している金子三勇士がソロを務めます。2013年には、常任指揮者カンブルランの指揮でバルトークのピアノ協奏曲第3番で高い評価を得ており、今回の演奏にも、どうぞご期待ください。
 
当日券は、開演1時間前から販売します。学生券(2000円)の整理券も、開演1時間前から配布します。皆様のご来場、お待ちしております。

第544回定期演奏会

2015年1月16日〈金〉 サントリーホール

指揮=準・メルクル  
ピアノ=金子 三勇士

ウェーベルン:パッサカリア 作品1
シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調作品54
ブラームス(シェーンベルク編曲):ピアノ四重奏曲第1番(管弦楽版)ト短調作品25