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鈴木秀美は、チェリストとして国際的に活躍するほか、近年は指揮者としての活動も盛んに行っており、特に古典派音楽で高い評価を得ています。今回、読響と初共演を果たします。
“古典派のスペシャリスト”として知られるマエストロは、読響でも新たな試みに取り組んでいます。ヴァイオリンは左右両翼で、ヴィオラが左、チェロが右、コントラバスは管楽器の後ろの後方に一列に並びます。
リハーサルでは、豊富な知識と経験をもとに自らのベートーヴェンの音楽観を楽員に語り、細部にわたるまで徹底的に練り上げています。音色を揃え、音量のバランスを整え、アーティキュレーションをくっきりと浮き上がらせています。管楽器には、音量の変化や歌わせ方などさまざまな要求をし、ホルンには、一部ナチュラルホルンで用いられるストップ奏法を取り入れるなどの試みも行っています。
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チケットは好評発売中です。当日券は、開演1時間前の19時から発売します。学生券(2,000円)の整理券も19時から配布します。皆様のご来場、お待ちしております。
読売新聞のインタビュー記事も、どうぞご覧ください。http://www.yomiuri.co.jp/culture/classic/clnews/03/20150819-OYT8T50006.html