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カンブルランと副指揮者のティル・ドレーマン(シュトゥットガルト歌劇場・音楽総監督アシスタント)により、8月29日からオーケストラ練習と歌手や合唱の個別リハーサルが並行して行われ、1日からは歌手・合唱とオーケストラが一緒になり、全体練習が進行しています。上演時間が約4時間(休憩含め約5時間)の大作のため、リハーサル時間は通常より大幅に長く、会場も東京芸術劇場の舞台などを使用。
オペラを得意とするカンブルランは、歌手やオーケストラに細かい指示を次々に出し、この長大な作品の隅々まで整え、全体を構築していきます。リハーサルの合間にも、コンサートマスターの長原幸太や副指揮者のドレーマンらスコアを見ながら、こと細かに確認を繰り返し、この大作を練り上げています。
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常任指揮者就任から6年目を迎えたカンブルラン&読響の今シーズンの目玉公演となる「トリスタンとイゾルデ」に、どうぞご期待ください。チケットは、両公演とも完売となっておりましたが、僅かですが両公演とも追加販売しております。皆様のご来場、お待ちしております。