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今年の指揮台に上がるのは、ドイツを拠点に活動する上岡敏之。読響とは国内プロ・オーケストラへのデビューとなった98年以来、共演を続けており、数々の名演を残してきました。上岡はスコアを独自の視点で読み込み、慣習にとらわれない自由な解釈で表現し、聴衆から絶大な支持を得ております。
今回の「第九」のリハーサルでも、伝統的に行われている演奏慣習を、ひとつひとつ見直すことからはじめ、独自のテンポやフレーズによる音楽を細部にわたり繰り返し作りこんでいます。
会場で配布する『月刊オーケストラ』誌の特集「上岡敏之が語る『第九』」のページ(PDF)を以下に、アップしました。どうぞ、ご覧ください。
チケットは、7公演中6公演が完売。24日(木)の東京オペラシティ公演も、残り僅かとなっております。皆様のご来場、お待ちしております。
第5回東京オペラシティ名曲シリーズ
2015年12月24日〈木〉 東京オペラシティコンサートホール
指揮=上岡 敏之
ソプラノ=イリーデ・マルティネス
メゾ・ソプラノ=清水 華澄
テノール=吉田 浩之
バリトン=オラフア・シグルザルソン
合唱=新国立劇場合唱団
ベートーヴェン:交響曲 第9番 ニ短調 作品125「合唱付き」