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マイスター氏は、新しい世代きっての才能と実力を持つ若手指揮者です。現在ウィーン放送響の首席指揮者兼芸術監督を務めており、2018年からシュトゥットガルト歌劇場の音楽総監督に、読響常任指揮者でもあるシルヴァン・カンブルランの後任として就任します。読響とは、2014年9月に初共演し、R.シュトラウスのアルプス交響曲などを指揮して大成功を収めました。
読響は、マイスター氏のハイデルベルク市立劇場やウィーン放送響で成果を上げた確かな手腕、幅広いレパートリーと豊かな音楽性などを高く評価しております。なお、来月の2度目の共演では、マーラーの交響曲第6番「悲劇的」、ブラームスの交響曲第2番など二つのプログラムを指揮します。
【マイスター氏からのメッセージ】
2014年9月の初共演の際、私は読響と非常に親しい結びつきを感じました。今回、首席客演指揮者就任の要請をいただいたことは、大きな喜びです。今後も、楽員の音楽に対する熱い思いと共に演奏することを楽しみにしています。また、日本の素晴らしいお客様と時代を共有できることを待ち望んでいます。
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音楽の都ウィーンを舞台にコンサートとオペラの両方で大車輪の活躍を続ける人気抜群の若手指揮者。読響とは2014年9月に初共演し、R.シュトラウスのアルプス交響曲などを指揮し、大きな成功を収めた。
1980年、ドイツ・ハノーファー生まれ。ハノーファー大学でピアノと指揮を学び、21歳でハンブルク国立歌劇場にデビューを果たした。2005年に24歳でハイデルベルク市立劇場の音楽総監督に就任、12年まで7年にわたってその職にあった。2010年からウィーン放送響の首席指揮者兼芸術監督を務めており、ムジークフェライン(楽友協会)やコンツェルトハウスなどでのコンサートを始め、日本も含む世界各地へのツアーやレコーディングなど、積極的な活動が高く評価されている。
これまでロイヤル・コンセルトヘボウ管、バイエルン放送響、バーミンガム市響、パリ管などと共演。オペラの分野ではウィーン国立歌劇場、ドレスデン国立歌劇場、ミラノ・スカラ座、英国ロイヤル・オペラ、サンフランシスコ・オペラなどに登場。日本では2006年に新国立劇場で〈フィデリオ〉を指揮している。
2017年度から読響・首席客演指揮者に就任する。また2018/2019シーズンからシュトゥットガルト歌劇場の音楽総監督に、カンブルランの後任として就任することが発表されている。