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前半のデュティユーのチェロ協奏曲では、世界的名手ジャン=ギアン・ケラスが独奏を務めます。ケラスは、読響には2004年以来、約12年ぶりの登場です。
ケラスは、作曲家デュティユーの前で、この協奏曲を何度も演奏した経験があり、「この曲を録音した際も、作曲家が立会い、直接アドヴァイスをもらいました」と思い出を語ります。ケラスは、数多くの現代作品を演奏していますが、「この曲は、初演から瞬く間に名作としての評価を確立しており、1970年以降のチェロ協奏曲としては稀」と作品を高く評価します。
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ケラス×カンブルランのデュティユー作品は、作曲家の生誕100年の記念イヤーに相応しい演奏になることでしょう。一度だけの演奏ですので、どうぞお聴き逃しなく。
チケットは絶賛発売中(B席、C席は完売)。明日24日の12時まで読響チケットセンター0570-00-4390でお申し込みいただけます。当日券は、18時から販売します。学生券(2,000円)の整理券も18時から配布します。皆様のご来場、お待ちしております。
第559回定期演奏会
2016年6月24日〈金〉 サントリーホール
指揮=シルヴァン・カンブルラン
チェロ=ジャン=ギアン・ケラス
ベルリオーズ:序曲「宗教裁判官」 作品3
デュティユー:チェロ協奏曲「遥かなる遠い世界」
ブルックナー:交響曲第3番 ニ短調 「ワーグナー」