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明日9月16日(金)「第596回名曲コンサート」では、スペインの名匠ロペス=コボス氏の指揮で、アルベニス、トゥリーナなどスペイン音楽を披露します。メインのトゥリーナ「幻想舞曲集」(熱狂、夢想、饗宴)は、金管楽器や打楽器が活躍するドラマティックな作品で、吹奏楽編曲でも広く親しまれています。スペイン音楽を知り尽くした名匠の熱いタクトにご期待ください。

IMG_9415.JPGロペス=コボス氏とは、二期会オペラでのワーグナー「トリスタンとイゾルデ」の共演中(本番は4回/10、11、17、18日)です。ロペス=コボス氏は「大変素晴らしいオーケストラと共演でき、嬉しく思っています。今回のスペイン音楽によるプログラムは、『トリスタン』の音楽と対照的な性格の音楽ですが、明日の演奏会もとても楽しみにしています」と意気込みを語りました。

ファリャ「スペインの庭の夜」では、83歳のスペインの国宝級ピアニストのホアキン・アチュカロが共演します。読響には、1990年5月14日「第273回定期演奏会」でラフマニノフのピアノ協奏曲第4番(指揮:ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス)で共演して以来、26年ぶりの登場です。巧みなテクニックで描かれる、巨匠ならではの味わい深い音楽を、どうぞご堪能ください。

チケットは、好評発売中。ご予約は読響チケットセンター 0570-00-4390(10時~18時)へ。
当日券は18時から販売します。学生席(2,000円)の整理券も18時から配布します。皆様のご来場、お待ちしております。

第596回名曲シリーズ

2016年9月16日〈金〉 サントリーホール

指揮=ヘスス・ロペス=コボス
ピアノ=ホアキン・アチュカロ

シャブリエ:狂詩曲「スペイン」
ファリャ:交響的印象「スペインの庭の夜」
アルベニス:「イベリア」から
トゥリーナ:交響詩「幻想舞曲集」 作品22