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2017年4月1日付で、荻原尚子(おぎはら なおこ)さんが、コンサートマスターに就任します。

_DSC1988 - コピー.jpg就任にあたって「日本のトップレベルの楽団である読売日本交響楽団の皆さまと共に仕事をさせていただくことを大変光栄に思っています。偉大な作曲家たちが遺した作品を通して、演奏する仲間や聴衆の皆さまが幸せになることを願っています」と抱負を述べています。

【プロフィール】愛知県豊田市出身。4歳からヴァイオリンをスズキ・メソードにて始める。ベルリン芸術大学で豊田耕兒氏に、ハンブルク音楽演劇大学大学院でコリヤ・ブラッハー氏に師事。ブラッハー氏のアシスタントを務め、2003年に最優秀にて修了し、マーラー・チェンバー・オーケストラに入団。07年からケルンWDR響のコンサートマスター。02年日本でのデビュー・リサイタルの後、ヨーロッパ、アメリカ各地、日本でソロや室内楽奏者として活発に演奏活動を行っている。ギトリス、ブラッハー、ゲルハーヘルらと共演し、ケルンWDR響、フランス・サヴォア地方管、読響、新日本フィルなどでソリストを務めた。ルツェルン音楽祭、ラインガウ音楽祭、ベルリオーズ音楽祭、セイジ・オザワ松本フェスティバルなどにも出演。レオポルト・モーツァルト国際コンクール入賞、豊田市文化奨励賞、青山音楽賞など数々の賞を受賞。スズキ・メソード夏季学校にて講師を務め、後進に指導にあたっている。17年4月、読響コンサートマスターに就任する。

【今後のコンサートマスター体制について】
2017年4月から、小森谷巧、長原幸太、荻原尚子の3人体制で行います。なお、日下紗矢子は特別客演として、コンサートマスターを務めます。

【今後の主な出演情報】