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_DSC6131(C)読響 - コピー.jpg今月末で首席客演指揮者を退任する下野竜也が、明日9日(木)の大阪公演を皮切りに、10日(金)鳥取、11日(土)福岡、12日(日)鹿児島と計4公演を指揮します。今回が、下野にとって首席客演指揮者としての最後の国内ツアーになります。

下野は、このラストツアーに自身が強く思い入れているブルックナーの交響曲から、最高傑作の呼び声高い交響曲第7番を選びました。下野はこの曲について、「ブルックナーの中でもとりわけ美しい旋律美が魅力。美しさだけでなく、ユーモラスな面や朴訥な人柄を思わせるブルックナーの人間味も表れている」と語ります。「この偉大な作品を、10年あまり共に過ごした愛する読響と共に奏でることを、本当に幸せに思います。私と読響の集大成となる演奏を、一人でも多くのお客様にお楽しみいただければ嬉しいです」と抱負を述べました。

前半のモーツァルトのヴァイオリン協奏曲では、フランス在住の新星アレクサンドラ・スムが、ソリストを務めます。小澤征爾も絶賛する若手が披露する表情豊かな独奏にもご注目ください。

チケットは絶賛発売中です。各公演、当日券も販売します。皆様のご来場、お待ちしております。当日券情報は以下の各公演情報をご覧ください。

■3月9日(木)19時開演 《第16回大阪定期演奏会
■3月10日(金)19時開演 《鳥取特別演奏会
■3月11日(土)18時開演 《名曲シリーズ福岡公演
■3月12日(日)15時30分開演 《鹿児島特別演奏会