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7月7日(金)の《第604回名曲シリーズ》では、ブラジル生まれの世界的巨匠ネルソン・フレイレが登場し、ブラームスのピアノ協奏曲第2番で共演します。指揮は、飯守泰次郎。

freire-005(C)Hennek - コピー (2).jpg在72歳のフレイレは、円熟の頂点を迎え、世界各地の聴衆を魅了しています。ブラームスのピアノ協奏曲の演奏でも世界的名声を得ており、2005年の録音(シャイー指揮/ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管)は、米グラミー賞にノミネートされたほか、年間最優秀ディアパゾン・ドール賞、英グラモフォンの協奏曲部門賞と併せて年間最優秀賞にも輝くなど賞を総なめにしました。

それから10年以上を経た今、滋味豊かな表現力やスケールの大きな構成力を発揮し、ブラームス特有の深遠な世界を表してくれることでしょう。どうぞ、ご期待ください。

なお、第3楽章では、ソロ・チェロ奏者の遠藤真理がチェロ独奏を弾きます。先日ドヴォルザークの協奏曲で喝采を浴びた遠藤の美しい音色にもご注目ください。

コンサートの後半は、新国立劇場オペラ芸術監督の飯守が、得意のワーグナーの管弦楽名曲選で渾身のタクトで熱い演奏を繰り広げます。

チケットは、絶賛発売中です。S席とC席は完売、残りはA席とB席(残り僅か)です。
お申し込みは、読響チケットセンター 0570-00-4390(10時~18時)まで。
【公演情報】http://yomikyo.or.jp/concert/2016/12/604.php

なお、今回の来日では、明日4日(火)に、すみだトリフォニーホールでリサイタルも開催します。
【リサイタル公演情報】https://www.triphony.com/concert/detail/2016-11-001225.html

KAJIMOTOのホームページで、今回の来日に関してのインタビューもご覧いただけます。
【フレイレのインタビュー】http://www.kajimotomusic.com/jp/news/k=2751