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gidon-kremer3.jpg明日9月1日(金)《第605回名曲シリーズ》(会場:東京芸術劇場)では、世界的ヴァイオリニストのギドン・クレーメルとチェロの名手ディルヴァナウスカイテがソリストとして登場し、フィリップ・グラスの二重協奏曲を日本初演します。

31年ぶりに読響と共演するにあたりクレーメル自身がこの作品の演奏を強く希望し、今回の日本初演が実現することになりました。2010年に初演された二重協奏曲は、ミニマル音楽の大家グラスの手法が発揮された作品。二人のソリストとオーケストラが対話をするように進み、音の反復が次第に熱を帯びていきます。繊細に移りゆく多彩な響きをお楽しみください。
なお、読売新聞に掲載されたクレーメルのインタビューは以下からご覧いただけます。
YOMIURI ONLINE(掲載ページ):「ギドン・クレーメル 現代曲紹介 演奏家の使命

Jacek_Kaspszyk_4.jpg今回の指揮は、名門ワルシャワ・フィルの音楽監督を務める名匠ヤツェク・カスプシク。同郷のヴァインベルクが作曲した「ポーランドのメロディ」で幕開けし、後半は名曲として広く愛されているムソルグスキー(ラヴェル編)「展覧会の絵」を披露します。名匠が熟練のタクトで引き出す豊かな表現力にご期待ください。

チケットは好評発売中です。お申し込みは、読響チケットセンター 0570-00-4390(10時~18時)まで。

当日券は、18時から販売します。学生券(2,000円)の整理券も18時から配布します。皆様のご来場、お待ちしております。

第605回名曲シリーズ

2017年9月 1日〈金〉 東京芸術劇場

指揮=ヤツェク・カスプシク
ヴァイオリン=ギドン・クレーメル
チェロ=ギードレ・ディルヴァナウスカイテ

ヴァインベルク:ポーランドのメロディ 作品47 no.2
フィリップ・グラス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 (日本初演)
ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲「展覧会の絵」