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富岡廉太郎.jpg11月1日付で富岡廉太郎(とみおか れんたろう)が首席チェロ奏者として、入団いたしました。4月から契約団員として出演、6か月のテスト期間を終えました。

入団にあたって「尊敬・信頼する方たちが築いた歴史あるオーケストラで、これから沢山のコンサートを読響の一員として一緒に演奏できる事を心より嬉しく思っております。毎回のコンサートに精一杯の力を尽くし、日々精進していきたいと思います。そして演奏できる喜び・感謝の気持ちを忘れず、お客様に感動を与えられるよう、責任を持って努めさせて頂きます」と抱負を述べています。

【プロフィール】1986年、札幌市出身。桐朋女子高校、桐朋学園大学を経て、バーゼル音楽院を修了。チェロを上原与四郎氏、毛利伯郎氏、弦楽四重奏をライナー・シュミット氏に師事。2006年、ウェールズ弦楽四重奏団を創立。08年、ミュンヘン国際音楽コンクールの弦楽四重奏部門で、日本人のみの団体としては東京クヮルテット以来38年ぶりの第3位入賞を果たす。10年、京都青山音楽賞受賞。11年、バーゼル・オーケストラ協会コンクールにて入賞。同年、第7回大阪国際室内楽コンクール弦楽四重奏部門第3位。12年にドイツ・シュヴェツィンゲン音楽祭に出演、またその模様が南西ドイツ放送(SWR)ラジオにて放送された。これまでにウェールズ弦楽四重奏団の活動や、主要オーケストラの客演首席を始めとし、国内外のコンサートや音楽祭に多数出演。14年6月から17年3月まで、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団の客員首席奏者を務めた。