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読売日本交響楽団が主催する12月17日~24日のベートーヴェン「第九」公演に出演を予定していた指揮者のエマニュエル・クリヴィヌ氏は、急な健康上の問題で来日できなくなりました。医師の判断により、当面の間、長距離の移動を禁じられたためです。

代わりに、ウィーン生まれの俊英サッシャ・ゲッツェル氏が指揮します。曲目の変更はございません。誠に申し訳ございませんが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。

サッシャ・ゲッツェル氏はウィーン国立歌劇場などで活躍しており、今年4月の読響への初登場も大きな成功を収めました。

【サッシャ・ゲッツェル Sascha Goetzel】
ウィーン・フィルのヴァイオリン奏者から指揮者に転向し、メータ、ムーティ、小澤征爾らの薫陶を受け、欧州各地で活躍している。これまでに、ベルリン響、バーミンガム市響、フランス国立管、ハノーファー北ドイツ放送フィルなどに客演。オペラでは、ウィーン国立歌劇場やサンクトペテルブルク・マリインスキー劇場などで高い評価を得ている。今年はウィーン国立歌劇場でR.シュトラウス「ばらの騎士」を指揮し、絶賛された。現在トルコのボルサン・イスタンブール・フィルの芸術監督を務めている。

《第九》公演のチケット情報:http://yomikyo.or.jp/dai9.php