読売日本交響楽団・名誉指揮者のゲンナジー・ロジェストヴェンスキー氏が6月16日、死去されました。87歳でした。
1931年、モスクワ生まれ。モスクワ音楽院で学び、ボリショイ劇場、モスクワ放送響首席、ロイヤル・ストックホルム・フィル首席、BBC響首席、ウィーン響首席、ソ連文化省響音楽監督などを歴任。79年12月、読響に初登場し、以後来日を重ね、90年から名誉指揮者を務めていました。ショスタコーヴィチの全15曲の交響曲を指揮するなど、長年ロシア音楽の紹介に努めました。2001年秋には、勲三等旭日中綬章を受章。
最後の共演は、昨年5月19日の《第568回定期演奏会》。昨年2月に亡くなったスクロヴァチェフスキ氏の代役として登場し、ブルックナーの交響曲第5番(シャルク版)で桁違いの大きなスケールの音楽を作り、万雷の拍手と歓声を受けました。
ここに、生前の氏の多大なる貢献に対し、心から感謝を捧げ、哀悼の意を表します。
※写真:日本での最後の演奏会となった2017年5月19日《第568回定期演奏会》から
1931年、モスクワ生まれ。モスクワ音楽院で学び、ボリショイ劇場、モスクワ放送響首席、ロイヤル・ストックホルム・フィル首席、BBC響首席、ウィーン響首席、ソ連文化省響音楽監督などを歴任。79年12月、読響に初登場し、以後来日を重ね、90年から名誉指揮者を務めていました。ショスタコーヴィチの全15曲の交響曲を指揮するなど、長年ロシア音楽の紹介に努めました。2001年秋には、勲三等旭日中綬章を受章。
最後の共演は、昨年5月19日の《第568回定期演奏会》。昨年2月に亡くなったスクロヴァチェフスキ氏の代役として登場し、ブルックナーの交響曲第5番(シャルク版)で桁違いの大きなスケールの音楽を作り、万雷の拍手と歓声を受けました。
ここに、生前の氏の多大なる貢献に対し、心から感謝を捧げ、哀悼の意を表します。
※写真:日本での最後の演奏会となった2017年5月19日《第568回定期演奏会》から