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明日28日、カンブルランが〈ラ・ヴァルス〉などを指揮し、諏訪内晶子が共演!

Sylvain Cambreling020.jpg明日9月28日(金)は、常任指揮者カンブルランが、「死と破滅」というテーマを色濃く打ち出したプログラムを指揮します。

1曲目のペンデレツキ「広島の犠牲者に捧げる哀歌」は、悲痛な叫び声のように始まり、戦争の恐怖や悲惨さを想起させる作品です。2011年に広島を訪れ、平和記念資料館で涙を流したカンブルランが、熱い想いを込めます。同じくポーランドのシマノフスキによるヴァイオリン協奏曲第1番は、神秘的な官能美を漂わせながら独奏ヴァイオリンが歌います。その官能性は、真実を忘れさせ、死への恐怖を感じさせるでしょう。独奏の諏訪内晶子が、銘器ストラディヴァリの艶やかな音色で聴衆を魅了します。

後半のゲオルク・ハース「静物」は、2003年にカンブルランがドナウエッシンゲン音楽祭で世界初演した作品。絶え間なく続く破壊的な巨大音響が衝撃としてホールを満たします。多くの管楽器や打楽器の強烈なサウンドは、大自然の驚異や極限の美を感じるような稀有な体験になるでしょう。この3曲の後、メインのラヴェル「ラ・ヴァルス」では、古き良き時代のワルツが終焉を迎え、一時代の崩壊が暗示されます。カンブルランが振るこのプログラムは、現代を生きる私たちにどのように響くのか、どうぞお楽しみに!

チケットは絶賛発売中です。明日の12時まで読響チケットセンター 0570-00-4390(10時~18時)でお申し込みいただけます。

当日券は、18時から約80枚、販売します。学生券(2,000円/要学生証/25歳以下)の整理券も18時から配布します。皆様のご来場、お待ちしております。

第581回定期演奏会

2018年9月28日〈金〉 サントリーホール

指揮=シルヴァン・カンブルラン
ヴァイオリン=諏訪内 晶子

ペンデレツキ:広島の犠牲者に捧げる哀歌
シマノフスキ:ヴァイオリン協奏曲 第1番 作品35
ハース:静物
ラヴェル:ラ・ヴァルス