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11日(木)、ハンガリーの俊英ナナシが初登場。バルトークなどを披露へ!

7月11日(木)にサントリーホールで開催される《第590回定期演奏会》では、名門ベルリン・コーミッシェ・オーパーの音楽監督などを歴任したハンガリーの俊英ヘンリク・ナナシが初来日し、“お国もの”のバルトークやコダーイの名曲を指揮します。

IMG_6645.JPG1曲目は、20世紀ハンガリーを代表する作曲家コダーイの「ガランタ舞曲」。ロマの楽士たちが演奏した舞曲などが使用されたハンガリーの民俗色豊かな作品です。ハンガリーの音楽の持つ独特のアクセントなどに通じたナナシの指揮で、リズム感に富んだ熱い演奏をお楽しみください。

2曲目は、サン=サーンスのピアノ協奏曲第5番「エジプト風」。50代後半に家庭内の不幸が続き、パリから北アフリカに移り放浪生活を送ったサン=サーンスが、エジプト滞在中に作曲した作品で、エキゾチックな雰囲気を持ちながら、哀愁を帯びた美しい旋律が印象的な傑作です。ソロを務めるのは、欧州で注目を浴びるフランスの鬼才リュカ・ドゥバルグ。異次元へと誘う強烈な個性を持ったピアニストで、その個性的な解釈に注目です。ドゥバルグのピアノが作る孤高の世界観に、ご期待ください。

後半は、バルトークの「管弦楽のための協奏曲」。第二次世界大戦で祖国ハンガリーからアメリカに移住したバルトークが、クーセヴィツキーの依頼でボストン響のために作曲したもので、バルトークのオーケストラ曲では、最も人気の高い作品です。体調不良などで苦しんでいたバルトークですが、この作品に自らの希望を込めたとされており、終楽章は生命の輝きを音にしたような「生の肯定」が描かれます。オペラ作品も得意とするナナシのタクトは、この傑作を繊細かつドラマティックに描き、深い感動をもたらすことでしょう。

チケットは、読響チケットセンター 0570-00-4390(10時~18時)、読響チケットWEB にて好評発売中です。当日券は、18時から販売します。学生券(2,000円/25歳以下/要学生証)の整理券も18時から配布します。皆様のご来場、お待ちしております。

第590回定期演奏会

2019年7月11日〈木〉 サントリーホール

指揮=ヘンリク・ナナシ
ピアノ=リュカ・ドゥバルグ

コダーイ:ガランタ舞曲
サン=サーンス:ピアノ協奏曲第5番 ヘ長調「エジプト風」
バルトーク:管弦楽のための協奏曲